株の予測や予想をしたい!明日の株価を予想するには?

株価は上がるか下がるかだけで言えば二択ですので、勘だけを頼りに取引をしても成功することがあります。
しかし長期的に利益を出し続けるためにはデータを分析し、株価予想を立てながら取引をすることが大切です。
経験やデータを加えることによって、2分の1の確率の取引の成功率を50%以上にすることができるのです。
また、購入した株は売却するタイミングも重要です。
いつまでも上昇し続ける株はありませんので、利益確定をするタイミングこそ株価予想が重要なのです。
売買する株の種類によって参考にしなくてはならないデータは変わってきます。
例えば日経平均株価は255社の株価をもとに算出されていますが、構成銘柄を購入する場合は同じく日経平均株価を構成する他の会社の動きを元に株価予想をしてみるのも良いでしょう。
また、経済は国内だけでなく、世界ともつながっています。
前日のニューヨークダウの終値や為替の影響も大きく、特に輸出企業か輸入企業かによって為替は大きく関わってきます。
明日の株価予想をする場合はその日のニューヨーク市場の動きを確認するようにしましょう。
ニューヨークダウが上昇した翌日は日経平均も連動することが多くなります。
日本の株式市場が閉まった3時以降、ヨーロッパやニューヨークの市場が動き出します。
この時間帯には経済指数の発表が控えていることも多く、結果の内容次第では相場が急反転することも珍しくありません。
特に雇用統計や政策金利の発表、CPI、PMIと言った重要指数には注意しておかなくてはなりません。
明日以降のことを考えて取引をする場合は、直近で発表される経済指数にどのようなものがあるのか確認し、内容の予想を立てておくことも大切です。
リスク選好ムードとなっているときは株価は上昇しやすく、経済指数の結果が悪くリスク回避となると円高、株安になる傾向があります。
円高になると輸入企業の業績が回復し、円安になると輸出企業の業績が回復しやすくなります。
予測や予測の精度を高めるにはデータを調べる所から!
予想を立てるのに役立つのが過去のデータです。
株価の中には季節的な影響を受けるものも多いため、昨年の同じ時期にどのような動きをしていたのかチェックすることも大切です。
精度を高めるためにはチャートを有効活用しましょう。
業種ごとに動きの違うものも多く、日経平均株価が下落していても上昇するような銘柄、反対に平均株価が上昇しているのにもかかわらず下落する銘柄は必ずあります。
不動産や建築業界のように多額のお金が動く業界では景気だけでなく、政治的な動きによって左右されることもあります。
直近の政治経済のニュースはくまなくチェックしておいたほうが良いでしょう。
予想にデータを加えて精度を高めることで、初めて予測になります。
ネットでは様々な情報を取得することができます。
有料でデータを閲覧できるサービスもありますが、個人投資家にそうした情報が伝わるころにはすでにプロのトレーダーの間に情報が出回っており、出遅れることも多くあります。
結局出遅れてしまうのであれば無料で利用できるサービスを使ったほうがコストを抑えることができるでしょう。
特に市場が空いている時間帯に出てくるニュースは株価に直結することも多いため、予想外な動きをしたら一旦何があったのか確認することが大切です。
理由もわからないままチャートだけを見て取引をしていると、あとから重要なニュースが出ていたことを知る場合もあります。
ただやみくもに取引をするのは投機であり、投資ではありません。
投資では資産を減らさないように注意をしながらコツコツと稼いでいく必要があり、しっかりとした予測を立てることで投機が投資に変化します。
現代は簡単に情報をネットで取得することができる時代になっていますので、売買を決定する前に成功率を高める努力が必要です。
しかしいくら予測をしても必ず成功するとは限りません。
どんなプロでも予測がはずれることはあるので、資産の全力を投資するのではなく、もしもの時に備えてある程度の余力を残しておくことも大切です。