仕手株は魅力的な反面危ない橋でもある

株式投資をしていると説明が難しい不可解な値動きに遭遇する事がありますが、こういった銘柄は仕手株と呼ばれる事があります。ボロ株や低位株などに良く見られる減少で、有名な銘柄では【4406】新日本理化などが注目を集めました。実はこの銘柄は2011年3月には70円付近を推移していたのですが、その後に株価は実に20倍もの暴騰劇を繰り広げているのです。材料などが特に何も出ていないのに突如株価が上昇を始める不可解な動き…この動きこそが仕手株の特徴です。この銘柄は知る人ぞ知るK氏こと加藤あきらの銘柄であったのですが、この人物は同様に複数の銘柄を急騰させた伝説の相場師でもあります。今ではあまり耳にしなくなった仕手筋という言葉ですが、昔は良く耳にしていたのです。実際には違法スレスレの事を行って株価を吊り上げているのですが、K氏は捕まった事もあるので、実際には違法という事でしょうか(笑)ただ、それでも多くの個人投資家を惹きつけたのは事実ですので、それが仕手株の魅力でもあるのでしょう。反面、下落時のスピードも速いので、一歩間違えれば大怪我をするのも仕手株です。利益確定売りのタイミングは仕掛けている筋にしかわからない事ですので、誰がババを引くかの問題です。多くが個人投資家が最後を買わされるのですけどね…。ですので皆さん仕手株には気を付けましょう。
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